飲食界のバイブル『おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ』
みなさんこんにちは。
あっという間にお盆のシーズンですね。
あっという間にお盆のシーズンですね。
みなさんはどのように過ごす予定でしょうか。
今日は珍しく飲食店ではなく、自分の理想的な未来を生きている方が書いた著書について、書かせてもらおうかなと思います。
さらには店舗火災事故にあうという悲痛な経験もしています。
しかし、再度同じ場所で値段を圧倒的に下げたイタリアンのお店として再出発。
それだけでもすごいことだと思いますが、個人とお店として繁盛させていくだけではなく、そこから現在に至るまで約1500店舗近い店舗展開を一代で成し遂げたその手腕はまさに本物です。
・「売上高では店長を評価しないし目標ノルマを掲げさせない」そこに責任を持つのは本社の商品開発部だ。なぜなら・・・
梅雨が明けて熱中症対策に気を配りながらも、いまは台風も近づいてきてて色々気にかけて大変ですが、
私は避暑地・北海道へ旅行へ友人といってくる予定なので、運よく快適に過ごせそうです♪
今日は珍しく飲食店ではなく、自分の理想的な未来を生きている方が書いた著書について、書かせてもらおうかなと思います。
サイゼリアを一代で築きあげた 正垣泰彦の全てがこの一冊に!
だれもが知っているイタリアンチェーン店最大手の「サイゼリア」
299円で食べれるミラノ風ドリアや、399円のマルゲリータピザ、激安で飲めるワインなど、時間も老若男女を問わず、愛される素敵なイタリアンレストランです。
その創業者であり、現在は会長を務める正垣泰彦(しょうがき やすひこ)さんが書かれた著書
『おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ』
タイトルもなかなか強烈ですがこの本はホントに内容も強烈で良い本です。
2011年に発刊された本ですが、最近もまたメディア・SNSにて注目されているようですね。
正垣さんの激動の人生や、サイゼリヤをここまで多店舗展開できた「仕組み」や「人的資産の育成」「コスト管理」など事細かに書いており、飲食店業界外で働いてる方にも、絶対価値のある著書だとオススメします。
冒頭は学生時代から始まります。
元々は東京理科大学の学生さんで、ザ・理系の人だったみたいです。
在学時につとめていたアルバイトがきっかけで、自分もお店を持ちたい!と考えをもち在学中に飲食店を立ち上げたようです。
そして初めの頃はうまくいかず、泣かず飛ばずの苦難の連続。さらには店舗火災事故にあうという悲痛な経験もしています。
しかし、再度同じ場所で値段を圧倒的に下げたイタリアンのお店として再出発。
そこから爆発的な人気店になっていったそうです。
それだけでもすごいことだと思いますが、個人とお店として繁盛させていくだけではなく、そこから現在に至るまで約1500店舗近い店舗展開を一代で成し遂げたその手腕はまさに本物です。
どうしてここまで大きく繁栄させることができたのか?
天動説ではなく地動説。すべてはお客様に。
これは本のタイトルにも紐づいている考え方で、とても本質をついてるなと感じました。
「おいしい料理を作ったら、売れるはずだ」と思う人が大体だと思いますし、わたしもそう思ってました。
ですが、その「おいしい」の基準は誰なのでしょう?
作っている料理人・お店側でしょうか?いいえ、違います。
お客様なのです。
お客様がおいしいと思う料理が、おいしい料理なのです。
料理人の味覚で、おいしいと思っても実際に食べていただくのはお客様。
そしてお客様の味付けの好みは人それぞれで千差万別です。
食べてもらう皆に「おいしい」と思ってもらう料理だから喜ばれるし、それが広まって売れて人気になるのです。
もし、「こんなにおいしいのに何故売れないんだ」と思っている飲食店があればそれは危険です。
なぜなら「売れないのはお客さんがわかってないからだ。景気が悪いからだ。」とそこで止まってしまい、改善しなくなるからだそうです。
天動説のように「世界は自分(の味覚)を中心にまわっている」という考え方ではなく
地動説のように「世界はお客様(の味覚)を中心に回っている」とfor youマインドでの見方をする。
そのことが大事なのだ。
だから『おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ』。
これにはとても衝撃を受けました。
飲食だけにとどまらず、どの仕事においても通ずるな。
自分本位ではなく、相手本位で物事を捉えていこうと考えを改めさせられました。
リーズナブルな値段の秘密は、徹底した品質向上と工程管理!
それでは、なぜそんなにリーズナブルでみんながおいしい!と思えるような料理を提供できるのか?
そこには細かいところまでこだわっている品質と工程管理にありました。
あまりに多すぎるので、具体的に書き切れませんが、特に残ったものを箇条書きにします(笑)
・なぜ299円なのか?値決めのポイント!
・TPOS(時間・場所・場面・スタイル)ごとに提供できるものを。
・食材の質に徹底してこだわる!それで80%きまる!
・値段を下げる≠質を下げる!
・質を維持・高めるためにコストカット。長期的なコストカットの為なら多額な初期投資をもいとわない!
・毎年品質改善を欠かさない!
ほかにもまだまだありますので、誤解しないでくださいね(笑)
経営者必見!多店舗展開成功の秘訣も盛りだくさん!
そして本の中盤以降は、多店舗展開してきた上での秘訣をふんだんに書かれています。
・質を維持・高めるためにコストカット。長期的なコストカットの為なら多額な初期投資をもいとわない!
・毎年品質改善を欠かさない!
ほかにもまだまだありますので、誤解しないでくださいね(笑)
経営者必見!多店舗展開成功の秘訣も盛りだくさん!
そして本の中盤以降は、多店舗展開してきた上での秘訣をふんだんに書かれています。ここからは店長や経営者・組織のリーダー全般に共通して学び活かせるすること目白押しです!
こちらも、上記同様に特に印象深かったものを箇条書きで記載します笑
・「売上高では店長を評価しないし目標ノルマを掲げさせない」そこに責任を持つのは本社の商品開発部だ。なぜなら・・・
・評価とはすなわち報酬である。誉めるだけではない。
・徹底した人材育成!
もし他社へ行ったとしても今より高い給料で転職ができるのか?
・ビジョンを忘れない!
ただ「安く提供する」が目的ではない。「楽しくイタリアンを食べて過ごす時間を提供する」
・なんでもトライ&エラー!失敗も成功もおきゃくさまのために。
・なんでもトライ&エラー!失敗も成功もおきゃくさまのために。
etc…
最後に
つたない文章表現でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました笑
飲食店の店舗をもつ!と頑張ってる方以外でもホントに勉強になることがたくさんありますし、なにより動き出してみよう!まず実践してみよう!と思わされる素敵な一冊です。
私も自分のビジョン「皆が元気になれる場所」をどうしたら喜んでもらえて提供できるか。
それを忘れずに軸として持ち続けながら、繁盛していけるお店作りをする為にさらに切磋琢磨します♪
ちょっとでも興味を持ってもらえたらなら、この機会に手にとってみてはいかがでしょうか。
↓おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ↓