晩杯屋が人気になったわけ②仕組み編
こんばんわ。
かなり間が空いてしまいましたが、前回の
から引き続き記事を書かさせていただきます。
まさにお客様(特にお家庭を支えるサラリーマン〉満足度最強の晩杯屋。
なぜこんな素晴らしい提供ができるのでしょうか…?
それは創業者の金子氏が
「基本的にノークレームで、売られた分だけ言い値で買う。」
ということを行ってきたからなのだとか。
例をあげるならばですが、魚類が寿司屋さんや旅亭などの買い手が
納品された後に「こんなの使えないから返す」というクレームが発生することは、
実は一番の禁じ手なのだそうです。返された側としても、その魚をどうにもできないからです。
そういった仲買さんの悩めるところをクリアにする。
相手へのWinをまずは確保してから、自分たちにもWinがついてくるようにする。
言い値ではあるが、そうすることで喜ばれる取引を続けることで、着荷が少ないときにも
仕入れを融通してもらえる事ができ、逆に他顧客で大量にさばけたときには、
自分たちは破格の値段で買い取ることもできたりするのだそうです。
こういった「仕入れ力」がこのお店の安さの秘訣である。
そして、気兼ねなく一人でも入りやすいお店を心がける。
普通の居酒屋だと、一皿のボリュームが大きかったり、
団体客や常連のお客さんが多くて、居心地が悪かったりする。
そういう場所ではなくサッと一人で入ってサッと食べて出る。
しかもそれがおいしくて安い。
そういうお店があったら入りたいなぁ。
そういうお店にしたくて、赤羽の立飲み屋「いこい」で修業して、エッセンスを学んだそうです。
(下記:参考インタビュー記事)
なるほど。
商売はWin-winの関係で成り立つといわれていますが、
まずは先にお客様の喜ぶポイント・問題解決につながるポイント
を提示することが大事なんですね。
そして自分の生活の中から、
「こういうサービス・お店があったらいいのにな。」
という自分がお客様の立場としてだったら、どうされたら喜ぶか。
という客観的な見方もひつようなのですね。
大変勉強になりました♪